母の終末

先週救急車で運ばれて一週間過ぎた。

俺は又腹水取って退院だとタカをくって、様子見にもいかなった。

一週間過ぎて母の病室に行くとそこには唖然とした光景が…

まずエルネオパ輸液と腹水取り、
一番重要なのが塩モヒを常注してたこと。

そのせいで意識は白濁して、何を言ってるのかわからない。

ネットで調べた結果、もう数日〜長くもって二週間ということ。

主治医には会えていないが、向こうも今さら、、、
というところがあるだろう。
経口内服のモルヒネならまだしも、常注モルヒネは終末の終末らしいから、とうとう来る日が来たってことだ。

モルヒネ使ってんのに昨日はイタイイタイ、苦しいと、肩で息をしていた。
もう、家には帰れない。

なんて悲劇なんだろうか?
魂を抜き取られたみたいに、ボーッとしてしまう。
母の死後なにから手を付けたら良いのか?

しかも母は面会を相当嫌がる。

俺が自立してない情けない生活してるせいで、母に恥をかかせてるのは間違いない。

とにかく母の命はあと一週間あるかないかだと思う。

身辺整理を自分がやらなきゃならんので、相当まいる。

ゴミとして捨てるものが相当数あるからだ。

思い出の品は取っておきたいが、断捨離だな。

それにしても絶望を感じる、母の姿を見ると。

でも母には感謝してる、しきれないほどだ。

離婚した父はもう死んでる。憎しみがあったので葬式関連はノータッチだった。
要はほったらかし。

父とは思い出もクソもないからなんとも思わん。

ただ最愛の母を無くすこのダメージは計り知れないものがある。

神頼みや千羽鶴でも無駄だった、

いややってなかったらもっと早く逝ってたのかも知れない。

本当にお母さん今までありがとう、ありがとう(;д;)