インビジビリティ

あの大きな挫折から、新しい物を受け入れられなくなった今日。
たまたま未読の漫画を手にした。


"ホムンクルス"

山本英夫氏の作品。


氏の作品で殺し屋イチは読んだ事があり、俺的に画のタッチやストーリー展開も絶賛だった。

ただ読んだ場所と時が悪かった*1
それと漫画の内容も極悪なので、個人的に今一つ思い出に残らなかった。

部屋に並べて置くマンガ本としても他人には余り知られたくない悪趣味系だ(山本氏ファンには申し訳ないが)。

漫画本は一頃収集に励んだが、ゴミ&荷物として分かったので最低限の思い入れ漫画を残して捨てた。


以下は思い入れ漫画たち、
ICHIGO、バロン(六田登氏)、カイジ(パチンコ編のみ)、画太郎作品極一部、他。
(最近はコブラ)



捨てたマンガは多岐に渡る。今思えば取って置けば良かったかも?って、たまーーぁに思う。

今後漫画を揃えるにしても、コブラのようにオールカラーとか絶版、永久保存版みたいな本しか購入はしないだろうと。


去年一昨年、闇金ウシジマくんをレンタルコミックで出会って「これは面白い!」と思ったが、
この先生の画が苦手で言えば、チョイ下手。
下手だけじゃなく、何て言うか画のバランスが変。

ハマればコレクション漫画となったが。

そう‥どうしても見たい漫画はレンタルコミックで。
あと欲しければ、綺麗目なブツを探してブックオフで購入。


立ち読みは大嫌いなので、コミックカフェみたいなトコロも行く気しない。

やっぱり漫画は気兼ね無く自分の部屋で。リラックスした体勢にてお茶菓子でもポリポリしながら読むもんだ。


脱線したが、

兎に角作品的に今更感では有ろうが、ホムンクルスに面白汁が脳内を埋め尽くした。

一気に読破する性格では無いので、まだ2巻終えたばかり。

正に感情移入だな、、、

自分この主人公ばりの虚言癖では無いが、嘘付きね、分かる…。

生活状況も違うが似た様なもの。

2巻迄で言えば、はっきり違うとすると車は所有して無いし、まだ人生破綻確定でも無い。あんな変なボンボン医者卵は人生に登場する訳ないし、、、

主人公の左目で見ると人々の変わった姿を見られる、特殊能力!面白い!

霊的オカルトも好きだし、「こんな俺にパーフェクトなマンガあったのかよ〜!」って。

他人が化け物に見えるのは、別な意味で色々と考えさせられる。

気にし過ぎ、自意識過剰のせいだろう、周りの人間がはだしのゲンでいう町内会長鮫島による嫌がらせ非国民状態。

気にするな!と言えども気になる、周囲の目。

人間が嫌いだ!大嫌いだ!他人には裏切られ続けたし、信用する気もしない。

かと言って他人と係わらなきゃ生きて行けないし。

一つ策がある。
俺は眼鏡をかけているのだが、18年前スノボで一度眼鏡を無くした。
暫く不自由だったが、金も無かったので直ぐ買えなかった。

眼鏡の無い生活に慣れると、無しで生活も仕事も出来た。
そうすると不思議、他人の目を酷く気にするる俺でも気にならない毎日を送れたのだ!
まぁ要はただ見えないだけねw

その時築いた自信?は今でも忘れない。

なんか自分が自分で無い感覚で、他人と対応できる。他人が透明になると言うか…、
何て言うか他人の目を気にせず行動出来るのだ。

ただ欠点はほぼ見えないだ。
10年前営業でコンタクトを使用してから計ってないので、詳しく分からんが0.1以下。

若いあの頃は通用したか知れないが、更に自信も体力も無くなったおっさん以下に眼鏡が無い状態で仕事も出来る訳が無い。

でも殻を破るには眼鏡無しで生活するのも手。

ただ眼鏡を一度愛用してしまうと、眼鏡は欠かせない。
見える状態を維持しないと、何も見えない不安に駆られて逆効果も有り得る。慣れないとな〜

*1:-_☆